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製造業から生まれた雅楽隊
ニッセイエコでは、考え方の一つに出来ることは自分たちでやる「自給自足」の精神があります。
当社のイベントとして年に2度、春と秋に物故者の方々に今があることへの感謝をお伝えする物故者慰霊祭を執り行っております。その慰霊祭、神道式で行うことが多く外部の方に祭式の進行をお願いしておりました。徐々に回数を重ねるにつれ、「自給自足」の精神より弊社社員自らが作り上げた祭祀となりました。初めは神棚にお供物を運ぶ献饌を自社で行い、次には斎主、斎員も自社で執り行い、最後には楽器を用意し雅楽合奏も行えるようになり、祭祀全てを社内で完結出来るようになりました。
全てを自社で行うことにより、物故者の方々へ社員自らが体を使って感謝をお伝えした慰霊祭となっております。
その慰霊祭で培った雅楽の演奏から、雅楽メンバーで雅楽隊を立ち上げ、そのチーム名を雅狼-GARO-として、社外活動にも積極的に参加出来るよう日々練習を重ねています。
近隣の神社の春祭り、秋祭りなど祭祀事での演奏、神前結婚式での演奏、その他各種イベントへ出張演奏いたします。また雅楽だけではなく、献饌、斎員、巫女さんのお手伝いも致します。写真に写っている衣装は自前で所有しておりますので、衣装持参でお手伝いにお伺いいたします。
雅楽とは
千年の雅の音楽
日本では、飛鳥時代から奈良時代にかけての古代国家形成期に「雅楽」の概念を移入し、大宝元年(七〇一)に制定された大宝令で、国家的な行事の奏楽や奏者の育成を行う機関が「雅楽寮(うたまいのつかさ)」と名付けられました。これが日本における「雅楽」の語の初例です。
平安時代に宮廷で大成された音楽、歌、舞が、日本の「雅楽」の実態でとなっています。
雅楽は由来や様式の相違により次のように細分することができます。
①舞楽:舞を伴う楽舞
②管弦:唐楽の器楽合奏
③歌物:大陸から伝来した音楽の影響を受けて日本で作られた歌謡
④国風歌舞:日本列島古来の歌舞
とありますが、当社雅楽部は②管弦の器楽合奏を行なっている管弦楽団です。